2011.12.20 そして、、、
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2011.12.10 継続は
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今日、仕事中、B'zの曲がかかった。
B'zといえば、オレが中学校の頃、物凄く流行って、オレもかなり聴いていた。 懐かしいな~、と思いながら、しかも改めて聞いていると、楽曲も歌詞も演奏もギターも、かっこいいなあ~と思ったのである。 今でも変わらず活動しているのであろうか。 相変わらずメディアには出ていないのであろうか。 バンドのメンバーは入れ替わっているのであろうか。 継続は力なり、まさにそう思います。 ただ、趣味で続ける、というのと、本気で続ける、というのでは、全く意味が違ってくる。 本気と言うのは、妥協をしない、ということかなと、ちょっと考えて思った。 そんなとき、ふと、かの有名な老師の言葉を思い出した。 『60よりも70から、70よりも80から、80よりも90から、90よりも死んでからだぞ。』 オレは歌うとすぐに声が枯れてしまったり、裏返ったりして、真剣に悩んで、どうやったら治るのか自分なりに調べたことがある。 声帯というのは筋肉であり、その筋肉が安定してくるのは30歳を過ぎてからだそうだ。 だから、30よりも40、40よりも50、(90よりも死んでから…!?!?笑)ということだ。 だから、焦ることはない、と、ほっとした。でも、地道にトレーニングをするべきだと思った。 絵描きは絵を描く。坊さんは座禅を組む。ヨガ修行者はヨガをする。 かつてトルーバドールと呼ばれた吟遊詩人のように、歌いたい。 |
2011.12.08 アウトロー
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宿での仕事は、いろんな人との出会いがあり楽しいです。
でも、オーナーは保守的で、常に当たり障りの無い、相手のことをあまり聞かない会話をして、周りにもそうするように無言のプレッシャーをかけてきます。 オレは全く逆、当たり障りの無い会話なんてしたくない、相手のことを知りたいからいろいろ聞く、もちろん、相手が嫌そうだったらやめる。 だから、オーナー監視下ではオレは自分を抑えなくてはなりません。 これは苦痛であり、しんどいです。 でもこれは、それぞれの思いがあるから仕方ないことであります。 だから、オレはオレ。 一昨日、男性か女性かもわからないような、物凄い個性を放ったお客さんがきた。 チェックアウトのとき、その人は車の鍵を無くしたと言って、海岸へ探しにいく。 そうこうして時間が過ぎていくうちに、オーナー、スタッフ共々仕事で外へ出て行く。 そしてオレが洗濯場で仕事をしていると、「鍵ありました~。」と言ってその人が戻ってきた。 そしていろいろ話をした。 その人は山が好きで、シーズンになると毎週山に登るらしい。 高山植物、花が好きだと言う。 そんな話で盛り上がり、「次は山で会いましょう~!!」と言って別れた。 とても純粋で心の綺麗な方だった。 昨日、北海道から大学生の男性のお客さん。 自然が好きで、ボランティアでもいいから、自然と触れ合う活動を通じて、子供たちともそういう遊びをしていきたいという。 そんな話をしていたら、オーナーは、ボランティアよりも、お金がないとどうにもならないから、まずお金になる仕事をしなさい、ということをコンコンと言う。 オレは、とても聞いてられなくてその場を出て行った。 その後、例の洗濯場で洗い物をしていたら、そのお客さんがやってきた。 オレは言う。 「好きなことをしたらいいですよ。失敗したら、失敗したでそこから学べばいいのです。何事も後悔しないように、好きに人生を生きてください。」 彼は言う。 「僕も、キラキラ輝いている人が好きで、そうなりたいのです。オーナーの話を聞いていてなんか辛くなったけど、今元気をもらいました。ありがとう。北海道に来たときは連絡ください。絶対遊びに行きます!!」 そして今日。 日課の朝のランニング中。 若い男の子が声をかけてきた。 なんと彼は中学生。 神戸から沖縄に来て、こっちの中学校に通っていたが、学校というものが合わなくて、体も壊してしまい、中学校を辞めたという。 なんてアウトローなやつだ!!おいもしろい!! 彼とはこれからも度々会えると思う。 人は出会う。 善も悪も無い。 ただそこに人の想いがあるだけだ。 |
2011.12.06 神話の力
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最近、ジョーゼフ・キャンベルの『神話の力』という本を読んでいます。
おもしろすぎます。 キャンベル氏の作品を片っ端から読みたいと思う。 元大学教授であり、一時期は世界記録を持つほどの一流のアスリートであり、世界の神話学第一人者であるキャンベル氏。 ジョージ・ルーカスは、彼の授業を聞いて、感銘を受け、それを元に『スターウォーズ』が完成したという。 彼は世界の神話をわかりやすく、おもしろく、解説、解読、解釈して話してくれる。 夢を与えてくれる。 よく思う。 夢を語れない人と話をしても、つまらない。 中身の無い話は全くおもしろくない。 オレは、ジャッキーチェンとランボーとロッキーを見て育った。 彼らはオレの中のヒーローだ。 もっと言うならば、『星の王子さま』は、オレの幼稚園のときからの夢である。 ※「神話の力」から 男子のプレップスクールで教えていたとき、将来なにになろうかと迷っている少年たちと、よく話をしました。彼らは私のところへやってきて聞くんです。「僕にこれができるでしょうか。あれができるでしょうか。作家になれるでしょうか?」 私は答えます。「それは私にはわからない。きみは、誰も相手にしてくれない失意の十年に耐えられるかね。それともきみは、最初の一発でベストセラーをものにするつもりかな。どんなことがあろうと、ほんとうにやりたいことをやり続ける根性があるなら、がんばってやってみたまえ。」 こんな先生が、今の日本にいるだろうか。 オレの小学校のときの恩師は、今でも尊敬している最高の先生でした。 彼の教えは次の一言に要約されます。「常に最善を尽くせ」 心の声が聞こえないと、やりたいことはみつからない。 やりたいことが見つかったならば、あと必要なものは、パッション。 『情熱』である。 |