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2011.08.06 ニューヨーク-禅堂での生活
今日は、某大学のクラシックコンサートがあったので行って来ました。
いや~、良かったですよ。
ほんとに、ぐっすり眠れました☆
音楽を聴いて寝てしまうというのは、その音楽を誉めているのか、冷やかしているのか、どちらなのでしょうか?
オレも歌っているときに、寝ているお客さんを目にすることがあります。
昔は、なんだあんにゃろう寝てやがる、とか思っていたけど、プラスに考えると、思わず寝てしまうほど心地良いということですね。
良いんじゃあないでしょうか。

シトカを旅した後、ニューヨークへ行きました。
アラスカからなぜニューヨークかというと、友人の勧めがあったからです。
尊敬して已まない老師が開いた禅堂があるから、そこで1ヶ月修行してきなさいと。
オレはあまり宗教には興味がないし、禅堂での修行なんて考えたこともなかったけど、友人はわざわざ老師と連絡を取って紹介してくれた。
「行きたいけど、そんなに金ないよ。」
とオレは言ったが、友人は
「大丈夫、なんとかなる。お金をけちっていたら本当に大切なものを逃してしまうよ。」
と言う。
まあ、終わってからみれば、本当にお金はなんとかなったのだ。

ニューヨークの街からバスを乗り継いで2時間、さらに車で1時間、ほんと山奥にぽつんとある大菩薩禅堂「金剛寺」。
空気は良いし、湖はあるし、緑豊かな物凄く良い場所。

1960年代、嶋野榮道老師は所持金500円を手にニューヨークシティーにやってきた。
わざと帰れなくするために、500円しか持たなかったという。
しかし、そんなんで生活ができるわけがない。
住むところにも食うことにも困って、就職の面接を受けて受かったらしいが、そのとき師匠の言葉「法に身を捧げれば、法の方からやってくる」を思い出し、その就職を断り、座禅をしてお経を唱える毎日に改めたらしい。
そうしているうちに協力者が増えてきて、ついにニューヨークの街の中に正法寺、山の中に金剛寺を建てることになった。
新聞には”アメリカ独立10周年にはフランスが自由の女神を、20周年には日本の禅僧が禅堂を贈ってくれた”と載ったらしい。

もちろんここはアメリカ、皆英語をしゃべる。
日常の会話もできないオレ。
でも、なんとかなるもんなんです。
生活に慣れるまでは本当に大変だったけど、終わってみると、めちゃめちゃ良い体験だったと思える、来て良かったと思える、確実に自分のためになったと思える。
本当に自分に対して厳しくしてくれる人、それが本当に大切な友達です。
いろいろあった、厳しくしてくれた、ありがとう☆

禅堂では接心という究極の修行があります。
どういうものかというと、ただひたすら1日中座禅をするのです。
もちろん休憩もあるし、飯も食うし、寝るけど、そのほかは座禅。
それが1週間続きます。
あれは体験した人にしかわからないかもしれませんが、良いもんですよ。
本当に厳しい修行を乗り越えたときの喜びは、何とも言い表せません。

禅堂の近くには湖があり、ゲストハウスがあります。
そこである晩、ミニコンサートを行いました。
禁止されている酒もみんなで飲んでいました。笑
何曲か歌いました。本当に喜んでくれました。
何も無い山奥ですから、夜になると星がめっちゃめちゃ綺麗です。
しかも、星が湖に反射して映り、まるで宝石が沈んでいるように輝いています。
そこでオレとセンティアとアンドリューは「南無大菩薩~」と大合唱。
歌、美、感性とは、言葉を越えて人の心と心で繋がっているんだな、と思えた夜でした。
そんなアンドリューは、別れる日まで、「ヨシの歌が聴きたい~」と言ってくれました。

禅堂1
大菩薩禅堂「金剛寺」

禅堂2


禅堂3


禅堂4
ゲストハウス

禅堂5
見ての通り、鹿。たくさんいます。たまに熊も出るらしいですよ。

禅堂6
左から、オレ、センティア、アンドリュー。こんな僕らでもまじめに修行してましたよ。笑
もちろん普通のお坊さんもいます。
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