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2011.08.09 Huslia-北極圏に程近い村を訪れて
こんにちは。
今日は天気が良すぎて、暑すぎて、それでも別名「サウナ室」と呼ばれるマイプライベートスタジオにて発声練習をする河合くんです。

さてさて、ニューヨークで1ヶ月間の禅堂修行を終えたわけですが、そこで出会った方が、アラスカの北方に位置する、北極圏に程近い、アサバスカンインディアンの子孫が共同生活を送っているという”Huslia”という小さな村に友達が住んでいるから、ということで紹介してくれたわけです。
もともとその後の予定は全く決めていなかったので、こりゃあいい、願っても無いチャンスだ、ということで行ってきました。

小型飛行機に乗るのも憧れていたし、昔から原住民の知恵や文化に興味があった。
Husliaという村に行くには、道路は無いし、電車も走っていない、小型飛行機で行くしかないのだ。
飛行機からの景色は想像していた通り、緑一色の荒野が広がっていて、ウネウネした川がたくさんあり、沼、湖もところどころに点在しているのだ。
ずっと写真で眺めて、憧れ続けてきた景色が今眼下に広がっているのだ。
機内にはパイロット1人と、お客さん一人とオレ。座席は6人分ぐらいあり、あとは食料などの荷物が載っている。
オレはあっちを向いたりこっちを向いたり、キョロキョロしながら周りの景色を眺めていた。
南西の方に真っ白な大きな雪山がうっすら見える。きっとあれがデナリだろうか…。

途中、どこかもわからないところに停まり、荷物を降ろすのを手伝わされ、また出発。オレ、客なんですが…。

出発してから2時間、Husliaに到着。
ただの広場のようなところに着陸して、しばらく一緒に過ごすホストさんが迎えに来てくれた。
本当に何もない村。
道路はアスファルトではなく、ダーティーロード。
乗用車ではなくほとんど4WDのトラック。
スクーターではなく、四輪駆動のバギー。
一軒の学校があり、一軒の病院があり、集会場があり、バスケットボールコートがあり、小さな教会があり、コユクックリバーが流れ、民家が点在する。
村のメインロードはだだっ広い。
空から見ると緑色だが、実際に降りると茶色い村。
背の低い木々に囲まれている。
村の人口は300人。

そんな村は今白夜の季節。太陽は沈まず、一日中空を周遊しているのだ。
狩に出かけ、ブルーベリーを摘みに行き、ムースの肉を捌いて冬に備えてドライフードにしたり、遊びに行った民家で冬に備えてあるドライフィッシュ(魚)をもらったり、想像はしていたが、全く経験したことの無いことばかりで複雑というか新鮮というか、なんなんだろうこの感覚は。
長老のようなおばあちゃんの元へ挨拶に行くと、そのおばあちゃんの家に星野道夫氏は2ヶ月間滞在していたのだという。
そしてオレのことを「あんた日本人には見えないわね。てっきりアサバスカンインディアンかと思ったわ。」と言う。
この村に来て非常に複雑な気分なのだ。
オレは昔から閉ざされた空間が嫌だった。
広い舞台で翼を広げ、縦横無尽に羽ばたきたいと思っていた。
昔からの記憶を思い返すようだった。

一番の思い出は、近くに住むまるまると太った友人がドライブに連れていってくれたことだ。
彼は村のいろんなところを案内してくれた。
「ここは○○さんの家で~」といった感じで一軒一軒紹介してくれる。
おかげで、ある早朝6時、オレがテントで寝ているときに酔っ払った2人の女がおしかけてきた、大変だった。笑
暇があるとは、彼はドライブに連れて行ってくれた。
ドライブといっても、ダーティーなデコボコの道を、オレはバギーの荷台に乗って走るのだ。
ケツは痛いし、振り落とされないように必死につかまり、でも見える景色は言葉を失うほどこの世の今までの世界とはかけ離れた異空間、すごいの一言に尽きる。
果てしない荒野に湖、正にワイルドだ。
ただ困ったのは、ボヤっとしていると蚊の大群が襲ってくるのだ。
「あ、あそこに大きなブルーベリーがある、採りに行こう。」
なんて言って行こうもんなら、蚊の大群が襲ってきて、逆にバギーで逃げる羽目になるのだ。笑

思い返すと、あの日々は何だったんだろう、としみじみ思います。
ただ想像していたのと全く違っていたのは、電化製品、車がたくさんあることでした。
しかも、壊れた車や電化製品がその辺に捨ててあるのです。
これはちょっと悲しいですね。
かつて、大地に属して、大地を崇拝し、自然と共に暮らしてきたインディアンが、その大地に鉄屑を放置しているのですから。
きっと捨てるのにお金がかかるのだろうとは思いますが、物を買ったら捨てる責任もあります。
白人文化とネイティブの文化、まだまだ改善点がありそうですね。
いつまでもきれいな地球でありますように☆
いい思い出をありがとう。

フスリア1
小型飛行機からの景色

フスリア2
ブルーベリーを摘みに来ました☆こんなにきれいに見えますが、辺りには蚊がブンブン飛んでいます。

フスリア3
村のメインロード

フスリア4
病院

フスリア5
学校

フスリア6
教会

フスリア7
ムースの肉を捌いています。

フスリア8
コユクックリバー

フスリア9
ドライブに連れて行ってくれた友達と一緒に。ありがとう☆
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