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2011.08.12 デナリ国立公園-北米最高峰マッキンリーの麓にて
おっ、いよいよ河合くんのアラスカ&ニューヨークの旅シリーズ最終章であります。

それと、8月14日に福井、ノーサイド(旧XES)でライブします。夜8時から、¥1000。
今日は時間があったので、久しぶりにのんびりじっくりギターを弾いていたら新しい曲が2曲できました。
タイトルは「いつも音楽が流れていた」と「今泳いでみよう」にしようかな。
やっぱり、ギターを弾いていると時間を忘れてしまって、いつまでも弾いてしまいます。

フェアバンクスからHusliaへ行くとき、飛行機の窓から見たデナリ”マッキンリー”が強く印象に残ったので、デナリ国立公園に行くことにしたのだ。
ここは昔からの憧れの地。
でも、有名な観光地なだけあって、何かと金がかかる。
でも、今行かないともう行けない気がしたし、行かないと後悔する。

Husliaからフェアバンクスへ飛行機で行き、そこからアラスカ鉄道に乗ってデナリへ。
このアラスカ鉄道というのは、アラスカを走る唯一の鉄道で、1900年代から始まったというすごく歴史ある、風情溢れる、走るのも遅い(車よりも遅い!?)列車なのだ。
昔からの憧れであったアラスカ鉄道に乗って、デナリへ行く、正に夢心地。
今回の旅を通して、アイポッドで一番たくさん聴いた曲は、恥ずかしながら自分の3枚目のアルバム「旅をする歌」である。
自分で言うのもなんだが、旅をしているときにこのアルバムを聴くと非常に心が休まり、自分の旅世界に入り込んで、いつの間にか眠りこけているのだ。お勧めです☆笑
車内アナウンスは英語で、何かあるごとに喋っている。
英語のわからないオレには騒音に聴こえるし、せっかくの夢心地を静にそおっとしてほしいと思い、イヤフォンを付けて音楽を聴きながら外の景色をずっと眺めていた。

フェアバンクスから約4時間、デナリ国立公園に到着。
時には晴れ間も射すが、曇りがちな天気だ。
デナリにいるのは6日間。
よく聞く話だが、デナリは天気が悪いと言う。
1週間いたのに天気が悪くてマッキンリーが見えなかったとか、オーロラが見れなかったという話はよく聞く。
この時期だからオーロラは見えないが、マッキンリーは顔を出してくれるだろうか、、、。
空いているキャンプ場を予約してバスに乗り、キャンプ場に到着。
明日はマッキンリーが見えるだろうか、、、
期待と不安を胸に眠りに就いた。

夜中、あまりにもの寒さに目を覚ました。
外に出ると、テントに霜が降りている。
何かおかしいと思い、外に干しておいた洗濯物を見るとカチンカチンに凍っている。
外の気温は-5℃。しかもどんどん下がっている。昼間は30℃近くあったのに。
どうせ寒くて寝れないし、火を熾し、腹ごしらえをし、山に登ることにした。
ここはデナリ国立公園。周りには自然しかない。
果てしない荒野が続き、山に囲まれている。
背の低い木々の中を歩き、森林限界地点を越え、頂上に到着。
この山は”マーガレット山”というらしい。
頂上からは綺麗にアラスカ山脈を見渡せ、一際高く大きな山がマッキンリーだ。
雲ひとつ無い晴天に恵まれ、山頂を探検する。
大きな岩がたくさんあり、それが人工的に切断されたような、まるで巨人が積み上げたように岩が並んでいる。
何なんだこの景色は、まるで古代遺跡のようだ。
山頂には常に強風が吹いているのだが、風が止む所がある。
天気が良く、寝転んでいるといつの間にか眠っていた。
何とも不思議な古代遺跡の山。
きっと、ペルーのマチュピチュもこんな景色ではないだろうか。
もしかすると、マチュピチュ以前にデナリ一帯に文明が存在したのではないか。
アンコールワットの遺跡もこんな岩でできていたような気がする…。
いろんな想像が僕の頭を駆け巡っていた。

白夜の季節、暗くなる心配がないからいつまでも遊んでいられる。
食料を抱えて川へ行き、長い時間ずっと本を読んだりしながら、動物が来ないかじっと待っていた。
熊やムースの足跡や糞はよく見かけるのだが、なかなか実物と会えない。
結局、このアラスカの旅で、僕が会いたかった動物には一匹たりとも会えなかったのだ。
熊、ムース、狼、ドールシープ、カリブー。
でも、鳥やリス、ウサギが僕のキャンプに遊びに来た。
そして早朝に歩いていると、雷鳥のような鳥の家族の散歩に出くわした。

デナリでの日々は、いつの間にオレはこんなに晴れ男になってしまったのだろう、と思うくらい晴れ続けた。
あたり一面自然であり、自然の力が強すぎる、ある意味楽園なのである。

ずっと憧れ続けたアラスカを旅して、自分の中でいろんなものがわかった気がする。
アラスカだけじゃなく、今までいろんなところを旅した。
きっと自分の中で何かを探していたんだと思う。
それは漠然とした何かではなく、自分の中で納得いかないものがあったんだと思う。
そしてオレは絶望を知る必要があったんだ。
外には何もないということ。
夢はすべて幻想であった、ということ。
オレは生まれながらにしてすでに必要なものをすべて持っていたということ。
それを知るために旅をしていたんだ。
オレが持っている余計な自我を知るために、ここまで来たのだ。
神様というものは、なかなか粋なことをしてくれるじゃあないか。

人生はアドベンチャー。何の心配もせず、やりたいことをやっていれば、すべてがうまくいく。
一つルールがあるとすれば、自分を信じること、心の声に従うこと。

本当は、もう旅を終わりにして、福井に根ざし、音楽活動に専念していこうと思っていたのだが、いざ帰ってくると、なんかそうもしていられなくなってきた。不思議なもんだ。

これからは何かを求める旅ではない。
じゃあ、何だろう??

地球バンザイ、人生バンザイ、一生涯崖っぷち、一生涯竜宮城、善悪全功、旅は続くよどこまでも☆

デナリ1
アラスカ鉄道。「INTO THE WILD」という映画のオープニングにこの電車の映像があります。

デナリ2
見にくいですが、左下に鳥がいます。クリックすると写真が大きく見れます。

デナリ3
ウサギ

デナリ4
雷鳥の一種だと思う。

デナリ5
マッキンリーをバックに。

デナリ7
古代遺跡の山。

デナリ8
古くからデナリ文明を守り続けてきたスフィンクス。

デナリ6
最後にアラスカ山脈。見にくいですが、一番右の一際高い山がマッキンリーです。

ありがとう☆


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